菜園の空撮

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手動で撮影してきた野菜ですが、苗の高さが身長を越え、一部の苗が広域に広がったことで、上からの撮影が困難になってしまったので、空撮に切り替えました。撮影機材はこれまで同様にNDVI7カメラ、Survey2(NDVI)カメラで撮影します。また、通常カラーはPhantom4に切り替えます。

以下、撮影した写真になります。なお、オルソ化は行っていない中心投影のままの画像です。

 

それぞれの苗が成長してしまい、苗の区切りが分かりにくくなっていますが、以下のような配置で苗が植わっています。

野菜苗の植え付け位置の分布。苗の成長に伴い苗ごとの区切りが分かり辛くなっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記写真をNDVI処理したのが以下画像です。※RGBは通常のまま

各写真データをそのままに処理し、背景に元画像のモノクロ画像を透過表示しています。

 

 

各画像のNDVI値は赤が高く、黄色を挟んで青が低い部分を示します。Survey2は全体的に赤みの強い画像となっており、NDVI7は中間値の黄色の分布が多く見れますが、葉の部分の随所に赤部分が確認できます。数値の大小はありますが、植生部分の数値分布傾向は近しいといえます。植生内の数値分布については同条件のカラーマップになっていないので、条件を近づけれる方法を考えたいと思います。

 

空撮への切り替えのため撮影の間隔が広がってしまい、きゅうり、ピーマン、ししとう等は実の収穫がはじめていますが、空撮に切り替えることで撮影に係る時間と写真枚数は低減されるので、実験は続けていこうと思います。

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